対談

対談シリーズVOL.1
今回はメディカル・アンチエイジング・サロン グラン・セノーテ代表 峯 敏絵様です。

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対談

~夢・希望、モチベーションについて~
一生懸命努力したくなるモノ、コトを見つける

目標は日々の努力の積み重ねが結果として見えてくるもの

グラン・セノーテ代表 峯 敏絵

濱田:男性なのでエステ業界に関しては疎いのですが、【Dr.リセラ】のことは耳にしたことがあります。諦めかけていた肌トラブルもこれならば!と話題のドクターコスメだそうですね。そんな「Dr.リセラ」の肌改善コンテストで、2年連続してグランプリを受賞されたとか。

峯代表:はい、西日本地区大会でトップになった翌年、全国大会でグランプリをとり日本一になりました。

濱田:2年連続日本一というのがすごいですね。

峯代表:エステ業界の皆さんが目標とする、まさに憧れのトップステージなんですね。いつかは自分もあの場所に立ちたい!と思ってコツコツ努力して、気が付けば自分が立っていました。

濱田:憧れの場所を目指して努力し続けることは大切だと思いますが、何を目指せばいいのか、ゴールそのものが見えないという人もいます。

峯代表:実は私自身も、大会で表彰されたいとか、日本一になりたいと願っていたのではないのです。お客様をきれいにしたいという思いからスタートして、まじめに仕事に取り組んだことが認められたという流れなので、日本一を目標に!というよりは日々の問題をクリアすることに集中していましたね。例えば、昨日できなかったことを明日はできるようになりたいとか、今日かかった時間よりも明日は30秒短縮できるようにしたいとか。そういう積み重ねを続けていて、ある日ちょっと振り返ってみると、スタート地点よりずいぶん成長している自分に気付いたという感覚です。

濱田:なるほど、少しずつも、それを積み重ねると大きくなる。実は弊社のマスコットキャラクターはカメなんですよ(笑)。“てくてく、こつこつ”がスタッフィのテーマ。何事も楽のできる近道はないということですね。

人生は竹、そのこころは?

代表取締役 濱田 純哉

濱田:途中、ぶれたり、諦めかけたりすることはなかったのですか?

峯代表:ありましたよ。しかし、2時間、大泣きして立ち直りました(笑)。そんなことはたくさんあります。

濱田:世の中には壁にぶつかると、あきらめたり、辞めたり、そのまま立ち直れない人も多いですよね。

峯代表:私は一冊の本との出会いで、考え方が変わりました。納税日本一の「斉藤一人」さんが著書で「人生は竹と同じ」とおっしゃっていたんです。竹の節(困難)をようやく乗り越えてのぼったのに、また次の節(困難)にぶつかる。それを乗り越えるとまた節にぶつかる、しかし、節は上に行けば行くほど薄くなっていくと。なるほど!それならば、困難に嘆くことがあっても、この次はもっと楽になれるのだと、楽観的に考えられるようになりました。

濱田:いいお話ですね。あきらめずに、辞めずに、上にのぼるほど、楽になっていく!

峯代表:普通ならば、責任も重くなってくるため上にいくほど辛くなると考えますよね。

濱田:そうですね。考え方によって、上に向かう気持ちの持ちようも随分、変わってきますね。

スタッフさん自身に夢、目標を持ってもらう機会を提供

峯代表:人材派遣のスタッフさんは同じ派遣先に長くお勤めされるのですか?それとも短期間で変わられる人の方が多いですか?

濱田:弊社の場合は、長く勤めていただくスタッフさんの方が圧倒的に多いですね。派遣会社によって違いますが、弊社ではできるだけスタッフさんに、同じ派遣先で安定して長期間、勤務いただきたいと思っています。習熟度もあがり、その結果、スタッフさんご自身も働きやすくなるからですね。

峯代表:御社がスタッフさんの能力をはじめ、その他、いろいろなことを見極め、派遣先とマッチングされているからこそ、長く勤めることが可能になっているんでしょうね。

濱田:派遣先のご担当者様と、弊社の営業担当が密にコミュニケーションをとらせていただいていることも大きいと思います。

峯代表:どのようなコミュニケーションを図られているのですか。

濱田:例えば、工場勤務では時間当たりの生産性で、モノの利益率が左右されます。だからと言って、忙しい時はたくさんの人が必要だけれど、暇になれば、いらないというやり方ですと日本経済が衰退していきます。繁忙期にしっかり人を確保できるよう、たとえ閑散期でも仕事量をキープし、スタッフさんを守ることが大切です。自社の利益重視で、繁忙期や閑散期の波は派遣人材で補おうという考えを持っている企業さんがまだ少なくありません。弊社ではできるだけ、同じ会社に長く勤め、習熟度をあげてもらえるよう仕組みを整えていきたいと考えています。

峯代表:私たちのエステ業界でも同じことが言えますね。長く勤めれば、それだけ習熟度もあがります。例えば、シミにお悩みのお客様の場合、シミがとれても、次はシワやたるみを改善したい!という具合に女性の美の追求は果てしなく続きます。お客様にとってもゴールはないですし、私たちスタッフも技の習得に加え、次のステージとして、新人スタッフ育成の仕事もあります。だから私もスタッフそれぞれが進みたいと思える、次のステージを提供できるシステムを作っていきたいと思っています。

濱田:それぞれが進みたいと思える次のステージというのが大切ですね。人材派遣に登録されているスタッフさんも目指すゴールはそれぞれです。こちらが目標を定めて課すのではなく、スタッフさんご自身に夢、目標を持ってもらう機会を提供することが我々の役目だと思います。

たとえ非効率であっても、丁寧に人と向き合い、いいところを伸ばす

濱田:グラン・セノーテさんのスタッフさん教育法を教えていただいてもいいですか。

峯代表:個人の個性・適性があり、得意、不得意があり、それぞれ違いますから、悪いところをみるのではなく、いいところを伸ばすという教育方針を取っています。

濱田:表層的なテクニックだけじゃなく、スタッフさんの内面のケアを重要視されているのですね。弊社の社員もスタッフさんと派遣先様の橋渡しをするわけですから、教育には神経を使いますね。まずは私が考える非効率主義がなぜ、必要なのかをしっかり伝え、理解してもらう。恐らく社員たちは面倒くさい社長であり、面倒くさい会社と思っているはずですが(笑)、そこはぶれないようにしています。

峯代表:いくら高度な技術で施術できたり、営業成績がよかったとしても、社員ひとりひとりの考え方次第で、会社がマイナス方向に向かってしまいます。

濱田:社員さんに伝える、教育すべき、共感ポイントがそのままエンドユーザーに伝わるということ、だからこそファンが増えるということですね。そういう意味では弊社もグラン・セノーテさんも根本の考え方にはつながるものがありますね。

今、目標が見えなくとも、決してあせらない、あきらめない

濱田:弊社は今、九州一の人材派遣会社になろうと頑張っています。日本一という頂点を極められた峯代表に、ぜひ次の目標について伺いたいのですが。

峯代表:日本一になったあとは目標を失い、しばらく、これからどうしようと考えていました。頂点を維持していくことがまた難しいですしね。

濱田:今年も日本一は狙っておられますか?

峯代表:運もありますから。だから運をよくすることも一つですね。

濱田:それは大切なことですよね。ネガティブなことを考えれば、考えるほど、運はなくなっていくものです。仕事でうまくいかない時も落ち込むのではなく、ポジティブに考える。「明日はやってやる!」とか「次はできるようになる!」とか。自分はダメと諦めるのではなく、「次があるさ」と、何回でもチャレンジすればいいと。そうすることで必ず運も良くなっていくと思います。

峯代表:そうですね。私としては経営理念に掲げている「全社員とその家族の幸せを通じてお客様に最高の感動を提供する」に基づき、宮崎県の女性をきれいにしていくことを目標に、皆が幸せになれる仕組みをつくることができればと思っています。

濱田:確かに日本一という称号を手に入れると、次へのモチベーションキープってむずかしいと思いますが、理念があることで、そこで一歩立ち止まって冷静に振り返ることができますよね。

峯代表:理念を掲げ、ぶれないようにしていると、次の目指すべきステージも自然と現れてきます。日本一になったことで、全国のエステサロンから講師の依頼を多くいただきました。私が教えたことが役立って、全国に優秀なエステシャンを育てるという、次の目標ができました。

濱田:あせらなくていいんですよね。目標がないと「次はどうしよう?」と不安になりがちですからね。

峯代表:あせらずに目の前のことを淡々とこなすことですね。そうすることで見えてくることもあります。

濱田:それと落ち込まないことです。とにかくポジティブに。前を向いてが大事ですね。

就活も職場も1番大切なポイントは笑顔

濱田:これから面接を受ける方々に、何かアドバイスをいただいてもよろしいですか?

峯代表:スタッフの教育や面接をする立場として、一番大切にしていることは「笑顔」です。面接の第一印象はお客様に対する第一印象と同じだと考え、選考の際の重要基準にしています。わたしたちの仕事である美容術においても、お肌を触ることよりも何よりも「笑顔」がポイントとなります。だから弊社では技術よりも先に「笑顔」で接することの大切さを教えます。事務所では鏡に笑顔となるノウハウを貼り、朝礼の前に全員、真の笑顔が出きているかをチェックします。そうやって普段から笑顔が出るように意識しておかないと、ついつい真顔になってしまうんです。
また朝は「グッド&ニュー」といって、最近起こった新しいこと、ハッピーな事を各人に1つづつ報告をしてもらっています。それに対して社員全員で、拍手でこたえます。

濱田:やはり笑顔は大切ですよね。「グット&ニュー」は興味深いですね。良かった事を発表することでその日のテンションが上がりますからね。就活も職場も1番大切なポイントは「とっておきの笑顔」なんですよね。


対談を終えて一言

笑顔になる秘訣は
「とにかく続けること」

働くことの出発点にはまず「個人の想い」があります。
「女性を美しくしたい」とか「いい案件を紹介したい」とか、個々の夢や目標となるものです。
ただいくら個人の想いを強くもって頑張っても、働き具合の良し悪しを決めるのは、自分ではなく周りの人たち。ですからスタッフィでは、思いを持ったスタッフと、その人が働くことで喜んでもらえる周りの人たち(派遣先企業様)とのマッチングを大切にしています。
「あなたは派遣先企業様から喜んでもらえていますよ」と実際にスタッフに会って伝えることで、仕事へのモチベーションにつなげて、それを組織の力にしていく。
それが私たちの役目だと思っています。
より自身の強みや方向性に合う仕事をご紹介し、“笑顔あふれる毎日を”
あなたの笑顔の実現のため、スタッフィはお仕事探しを全力でサポートします。

グラン・セノーテ代表 峯 敏絵様

医師のサポートのもと、肌トラブルを根本的に改善していくことを目的としたメディカルアンチエイジングサロン「グラン・セノーテ」オーナー。シミ・ニキビ改善・小顔世界大会受賞、ドクターリセラ肌改善コンテスト西日本地区大会にてグランプリ、翌年全国大会にてグランプリ受賞※など、数々のビューティコンテストにて輝かしい賞を受賞。サロンには地元のみならず、鹿児島県、日南、日向、都城方面からも通うファン多数

※ドクターリセラとは…
ドクターとの開発、技術提携から、肌を再生させることを目的としたスキンケア。
医師の指導を受けた専門知識を持つカウンセラーが1人ひとりに合わせ肌変化を細部にわたりチェックし、皮膚科学を取り入れたサービスを提供。
お客様に「安心」と「信頼」と「肌再生」をお届けするシステムで、現在7万人以上の方が改善をご実感されています。

http://www.dr-recella.com/

グラン・セノーテ
宮崎県宮崎市霧島1丁目28番地1
http://www.g-cenote.com/
http://ameblo.jp/gran-cenote/